北斎と油揚げ、がんも

江戸時代小説、細かい部分でわからないことが多い。

がんもどきで書いていたものを、江戸の初期から中期にはなかったらしいということで急遽油揚げに変更。けれども江戸中期でも油は貴重なんで庶民のものではないらしく、それを言ったら豆腐もかなりの高級品で、物売りから油揚げを豆腐と庶民が夕げのおかずに買う、という設定はよいのかしら、と。でもめんどくなったのでそのままにする。

もっとめんどいのは北斎。東京人ではない、東京人だったこともない、すみだ北斎美術館にも言ったことないんだからさあ。ムックの北斎本とネット情報だより。とほほ、だ。でも北斎ものはSF(笑)なので、ある程度よしとしなきゃ。でもSF(笑)ならなおさら、設定がリアルと交差するあたりを丁寧にしなきゃ杜撰なモンになるからなあ。